暮らしの中で、頼みたいことを整理します
買い物や通院、郵便物の確認、生活費の支払いなど、ひとりでは負担に感じることをご相談ください。今利用している介護・福祉サービスとも役割を整理し、必要なお手伝いを考えます。
事務委任契約で、お願いする範囲を明確に
事務委任契約では、生活の手続きを誰に、どの範囲で任せるかを定めます。入院・入居の事務、介護サービスの契約、各種請求・支払いなど、必要な項目を確認します。
本人に代わる手続きには、委任の内容や相手先の取扱いに応じた確認が必要です。判断能力が低下した場合の対応も、契約時から検討しておきます。
見守り・訪問・施設との連絡
- 定期的な連絡や訪問による、暮らしの状況の確認
- 施設・ご家族との情報共有と、連絡先の整理
- 郵便物や請求書への対応、小口の入出金の報告
- 急な入院等に備える連絡方法と、対応条件の確認
訪問の頻度、報告先、緊急時の対応範囲は、ご相談のうえ決めます。
買い物・通院・身の回りの事務
買い物の付き添いや代行、通院時の付き添い、入退院時の事務、暮らしに関する申請などをご相談いただけます。身体介護や医療行為とは分けて、担当できる範囲を確認します。
支払い・精算と財産管理
医療費、介護サービスの費用、日用品代、家賃、公共料金など、支払いの種類と方法を一覧にします。金銭を扱う支援では、管理する金額、使い道、代理権、領収書と報告の方法を決めておくことが大切です。
事務委任や財産管理の契約内容に加え、金融機関の取扱いも確認します。預金口座から自由に出金できる権限を一律に得られるわけではありません。
頼みたいことを、生活の場面ごとに整理します。
通院や外出に関する困りごと
受診の予定、移動の方法、付き添ってほしい理由を伺います。診療内容の判断や医療行為を代わりに行うものではありません。病院や介護サービスの担当者と役割が重ならないよう、必要な支援と対応可能な範囲を確認します。
郵便物・契約・支払いの確認
届いた書類が何の案内かわからない、契約先への連絡が難しいといった困りごとを整理します。ご本人に確認しながら進めることが基本です。金銭を扱う場合は、管理方法、記録、精算のしかたを事前に決め、あいまいなままお預かりしないようにします。
離れて暮らすご家族との情報共有
どのような内容を、誰へ、どの方法で報告するかは、ご本人の意向と個人情報への配慮が必要です。ご家族の安心だけを優先するのではなく、ご本人が納得できる連絡の範囲を相談します。
一度きりの支援と、継続する支援。
回数・所要時間・実費を確認する
同じ付き添いでも、移動時間や待ち時間によって必要な時間は変わります。依頼内容、利用頻度、交通費などの実費を整理してから見積りを確認しましょう。予定の変更・キャンセル時の扱いも、契約前に確認しておくと安心です。
今ある支援を生かして組み立てる
介護保険のサービスや地域の相談窓口、ご家族の支援で対応できることもあります。すでに利用しているサービスを伺い、足りない部分を整理します。暮らしの変化に合わせて、支援の内容を見直せるようにしておきましょう。
